横浜市で皮膚科に行く際に知っておきたい!おすすめのクリニックの値段とは?

皮膚科の値段は国が決めた点数に基づいて算定される
皮膚科で治療をした際の治療費は、どのように決められているのかご存じでしょうか。自由診療は医院ごとに院長の裁量で決められていますが、保険が適用される保険診療の場合はどのように決まっているのかよくわからない方も多いかもしれません。実は、保険診療の値段は国が定める点数計算表によって算定されています。
正確には厚生労働大臣が医療行為に基準点を設け、その点数ごとに料金を設定しています。つまり、保険診療の価格が高いほど点数が高いことを示し、高度な治療であることを示しているわけです。
料金は初診料や再診料・検査料・処置料・処方料などの項目に分かれる
皮膚科にかかる料金は、厚生労働大臣が医療行為1つにつき点数をつけて価格を算定しています。そのため、医療行為とみなされるものにはすべて料金が設定。医療行為の項目は、初診・再診・検査・処置・処方・手術・外来などです。
ただし、医療行為は診療報酬が発生する要件を満たす必要があります。診療報酬とは、医療行為を行った医療機関に国が支払う対価のことです。医師が治療・治癒を行ったという証明が必要になるので、その証明ができない医師の行為は保険診療の料金に含まれません。
同じ治療でもクリニックによって値段が異なる
診療にかかる費用はクリニックごとに異なります。保険診療は基本的にどこのクリニックも同額ですが、診療内容によって料金が変動するからです。保険診療の値段は保険点数の計算によって定められており、医師が行った処置が治療行為に該当しているものかどうかによって変動します。
たとえば、レーザー治療の場合、同じ治療でも使用した設備や処置が違えば料金は変わってきます。治療に付随する医療行為の点数が増えれば値段も変わるので、使用した設備や処方する薬、施術を行った部位の範囲によって値段は変わる仕組みです。