横浜市でも処方できる?皮膚科でビタミン剤を処方してもらうには

治療目的であれば皮膚科でもビタミン剤の処方に保険を適用してもらえる

保険を適用するには、治療行為や処方する薬が「治療目的」であることが条件です。たとえば、肌荒れを抑えるためにビタミン剤を処方するのは、保険診療に該当します。「肌をきれいにしたい」「美白にしたい」といった美容目的であれば、保険適用外です。

あくまで保険が適用される条件は「患者さんの治療」を目的とする医療行為なので、美容目的や栄養補給などが目的でなければ保険は適用されます。ただし、例外もあるので必ず確認しておきましょう。

医院によってはオンライン診療が可能

皮膚科での診療は院内だけに限らず、自宅でのオンライン診療にも対応している医院があります。一時期新型感染症による影響で、自粛期間によって通院できないということがありました。これに伴い、来院せずにリモートで診療を受けられるオンライン診療を導入する医院が増加しています。

オンライン診療はまだ全体に普及しているとは言いづらく、実施していない皮膚科もまだまだ多いです。公式サイトや問い合わせで、オンライン診療に対応しているか確認しておきましょう。

皮膚科で処方される主なビタミン剤

皮膚科では、患者さんに処方される医薬品の中にビタミン剤が含まれています。処方されるビタミン剤は、治療と美容の目的によって保険適用外となってしまうので注意しなければなりません。皮膚科で処方されるビタミン剤は、主に「シナール」「ユベラ」「ビオチン」「ピドキサール」の4種類です。

それぞれ肌荒れややけど、外傷などによって発生するシミの改善やビタミン欠乏症の予防・改善に処方される治療目的のビタミンです。同じ成分でも、美容目的では保険適用外となるので覚えておいてください。

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